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執筆者の写真Yorifuji Masatugu

電動車椅子サッカーとは?

国際的な呼称は、パワーチェアーフットボール。

それは、「足を使わないサッカー」です。

選手たちの多くは、自立した歩行ができない障害を持っており、

なかには上体や首の保持ができないほど重度な障害を持つ選手もいます。

しかし選手たちは、ジョイスティック型のコントローラーを手やアゴなどを

使って電動車椅子を操り、巧みにプレーします。

プレーヤーに男性・女性の制限はありません。

選手同士が激しくぶつかり、ボールを奪い合う迫力。

そして展開の早いゲーム進行と、大変見応えのあるスポーツです。


主なルール



競技者


男女混合

1チーム4名(ゴールキーパー1名を含む)

5歳以上で電動車椅子の操作が出来れば参加可能

要身体障害者手帳(日本国内ローカルルール)





コート

主にバスケットボールのコートを使用

試合時間

前後半20分(休憩10分)







電動車椅子のスピード

最高速度10キロ以下

日本国内のローカルルールでは最高速度6キロ以下









3in(スリーイン)

インプレー中に同一チーム3人以上の競技者が同時に

自陣ゴールエリア内に入るとファールになる。








2on1(ツーオンワン)

基本的にボールに対して3m以内で各チーム1名しか

プレーに関与してはいけない。









ボール

電クルでは7号の大きなボールでプレーします。







PK

通常のサッカーと同様の方法で、3.5メートル離れて行う。

リスタート

相手選手はボールから5m離れる。

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